2011-04-11T01:00:30+09:00
JPEG から PDF への変換について、Leopard と Snow Leopard の比較
MergePDF の改良に取り組んでいる最中に、JPEG から PDF への変換機能について Leopard と Snow Leopard で、比較してみた。
Leopard で JPEG から PDF に変換すると、DPI が変わってしまったり、変換の際に JPEG 圧縮されずに PDF ファイルのサイズがバカでかくなったりしてしまう。でも、Snow Leopard ではちゃんと改良されていてそんなことはないよという結果になった。
Mac OS X 10.5.8 | Mac OS X 10.6.6 | |
プレビューで「別名で保存」 | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化 | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化なし |
sips コマンド | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化 | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化なし |
Automator | ファイルサイズ大、DPI 変化なし | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化なし |
PDFKit の [PDFPage initWithImage:] | ファイルサイズ大、DPI 変化なし | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化なし |
CoreGraphics の CFPDFContext | ファイルサイズ変化なし、DPI 変化なし(いっぱいコードを書く必要がある) |
結局、Mac OS X 10.5.8 では、ユーザーレベルでは、まともに JPEG を PDF に変換する手段は用意されておらず、CoreGraphics を直接ゴリゴリする必要がある。
未だに Mac OS X 10.5.8 を使い続けているけど、ちょっと Snow Leopard に移行したくなった。Mac OS X 10.6.7 は問題があるようだから、Mac OS X 10.6.8 がでたら移行を検討しよう。