テキストエディタ mi に中心とした LaTeX の統合環境を実現する TEX モードです。
mi は プログラム言語やTeX、HTML などのコード入力するのに便利な多くの機能(キーワードのカラー表示、モード機能など)を備えたテキストエディタです。TeX Tools fro mi は mi に付属の TEX モードより高機能なコンパイル、入力支援ツール、周辺のアプリケーション(PictPrinter, xdvi, Skim, プレビュー.app)との統合を提供します。
今回の主な変更は、PDFビューア Skim および SyncTeX をつかったワークプローのサポート。PDFTeX のように DVI ファイルの代わりに PDF ファイルが出力されるワークフローのサポートです。
変更点 :
- Mac OS X 10.8 以降が必要になった。
- TeXBridge のコードをARC (Automatic Refernece Counting) を活用するように大改造した。
- pdfTeX のような、PDF ファイルをダイレクトに生成するワークフローに対応した。
- ログファイルを解析することにより、出力が DVI ファイルか PDF ファイルかを認識し、自動的にプレビューアを切り替えます。
- ツール「テーブルに変換」の改良と不具合の修正
- ツール「テーブルに変換」で table 環境で囲むかどうか尋ねるようにした。
- その他、不具合の修正と動作の調整
- ツール「ファイルをペースト...」を改良
- グラフィックファイルの張り付けの際に、center 環境ではなく\centeringコマンドを使用するようにした。
- keepaspectratio, clip オプションを挿入しないようにした。
- 幅指定に \textwidth ではなく \linewidth を使用するようにした。
- PDF プレビューをコマンドラインで実行できるようにした。
- Skim で PDF ファイルを開き、フォワードサーチできます。
- DVI プレビューをコマンドラインで実行できるようにした。
- Skim で DVI ファイルを開き、フォワードサーチできます。
- Mxdvi のサポートを外した。
- 「ツールパレット」と「リファレンスパレット」の折りたたみ状態が保存されるようにした。
- 「色」ツールを追加した。
- color パッケージで導入される、textcolor コマンドもしくは color コマンドを挿入します。
- TerminalControl.osax は不要になった。