Trash It

Trash It とは

前面のアプリケーションで開いているファイルを閉じてゴミ箱に捨てる AppleScript です。Spotlihgt メニューやスクリプトメニューなどから実行してください。

アプリケーションで開いているファイルをゴミ箱に入れたくなることは、ときどきありますよね。例えば、Web からダウンロードしてきた PDF ファイルが見当違いのものであったとか、文書/コードを書き始めてやっぱやめたと思ったときとか。

Finder でそのファイルが表示されていればいいですが、そうでなかったら次のようなステップを踏むことになると思います。

  1. 書類ウインドウのプロキシアイコンを使って、Finder でファイルを表示させる。このとき、アプリケーションが Finder に切り替わる。
  2. 書類を開いているアプリケーションに戻って、ファイルを閉じる。
  3. Finder にもどって、閉じたファイルをゴミ箱にいれる。

Trash It は上記の手順を一発で行います。

最前面の書類を対象にしますから、バッククグラウンドで実行しなければなりません。そのため Trash It はバックグラウンドアプリケーショーンとして制作されています。起動しても、Dock にも表示されず、前面のアプリケーションも切り替わりません。

なんらかのランチャーユーティリティーから実行する必要があります。

もし、間違ったファイルをゴミ箱に捨ててしまっても Finder の「編集/取り消す」メニューを実行することで速やかに元に戻せます。

ところで、どなたかこのソフトにアイコンを作っていただけないでしょうか?

必要なシステム

GUI スクリプティングを使用可能にする

アクセッシビリティ機能によるコンピュータの制御(GUI スクリプティング)が許可されている必要があります。GUI スクリプティングが許可されいない場合は起動時に、GUI スクリプティングの許可を求めるダイアログが表示されます。

ここで、「システム環境設定を開く」を押すと、システム環境設定の「セキュリティーとプライバシー」パネルの「プラバシー」タブのアクセシビリティに起動したアプリケーションが追加されています。チェックボックスを ON にしてください。

更新履歴