ModuleLoader は、AppleScript Libraries の構文や機能を使わなくても動作します。ModuleLoader 独自の構文を使うことにより、次のModuleLoader 独自の機能を使うことができます。
AppleScript Libraries の use 構文
の代わりに、
と、property でライブラリを指定することができます。property の名称でライブラリ名を指定して、property の値として "@module"で始まる文字列を設定することによって、その property にライブラリを読み込むことを指定します。
と言うように property 名とは別にライブラリ名を指定することもできます。
バージョンの指定も行えます。詳細は xxx を参照してください。
"@module" 構文を使用して、読み込みライブラリを指定した場合、AppleScript Libraries の 「Library/Script Libraries/」フォルダに加えて「Library/Scripts/Modules」の中も、ライブラリを探します。 優先順位は次の通りです。
ユーザー領域:
システム領域:
から、ライブラリを探します。優先順位も上の通りです。ライブラリとして扱いたいスクリプトファイルやスクリプトバンドルをこの中に配置してください。
もっぱら「 Script Libraries 」を使うといいでしょう。ModuleLoader に依存したライブラリだけを、Scripts/Modules に置くと良いと思います。
他にも、ModuleLoader を使えば、AppleScript Librareis がライブラリとして扱えない、AppleScript ソースファイル(.applescript)やアプレット、ドロップレットなど、スクリプトエディタが保存できるものならなんでもライブラリとして扱うことができます。
つまり、AppleScript Libraries でライブラリとして扱える、
に加えて、
もライブラリとして扱えます。