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Tex-Edit Plus は良いエディタだと思います。shareware fee を払って登録ユーザにもなりました。しかし、現在もっぱらエディタとしては、ミミカキエディットを使っています。Tex-Edit Plus は、“何でもかんでも開いてみる事ができる”という特性のため、しばらくは補助的に使い続けるでしょうが、もう script の開発を行う事はないでしょう(もしかしたら、いつの日か復活するかも知れませんが)。というわけで、埋葬する事にしました。
Tex-Edit Plus は、一番最初に目についた AppleScript 対応のエディタだったので使いはじめました。その、無駄のない機能と、そつのなさにひかれて使い続けました。頻繁に version up が行われて、どんどん洗練されていくのにも好感が持てました。しかしある時ミミカキエディットを知りました。Perl や Awk、TeX を書くのにはk eyword に色づけしてくれるのでとっても便利です。というわけで、ミミカキエディットを使いはじめました。このエディタが freeware であると言うのはとても幸せな事です。
Tex-Edit Plus の特徴として Multistyle Text を編集できるという事がありますが、自分の今までの経験ではエディタに Multistyle Text は必要はないと思います。Tex-Edit Plusで一時期喜んで Multistyle Text を編集していましたが、そういった事をしたい場合は、それなりに Layout も整えなくなりますので、結局途中からワープロ(僕の場合はクラリスワークス)に移行してしまう事が多かったです。それより、keyword に色付けしてくれる事の方が、ずっと御利益があるという事を感じる今日この頃です。もちろん、これはその人のエディタの使い方に大きく依存するのですが、少なくとも僕の場合はそうだったという事です。
Tex-Edit Plus をメインのエディタとして使うのを止めようと思ったのは、OS8.5になって、日本語と tab の相性がひどく悪くなってしまった事がきっかけでした。日本語 Font の行で、tab を挿入すると mouse で cursor の移動ができなくなってしまうのです。これはかなり致命的です。また、いささかしょうがない部分もあると思いますが、日本語への対応が不十分な所も不満でした。それは、ブッロクフォーマットと称する機能に顕著にあらわれています。これは、電子メールや BBS への書き込みのために、適当は長さのところに改行を挿入する機能なのですが、最初の頃、日本語の文章をブロックフォーマットで折り返し処理を施すと、漢字やひらがな、カタカナといった文字種の切れ目に改行が挿入されました。これは、MacOSが擬似的の文字種の変わり目を単語の変わり目として扱っているかららしいのですが、これでは日本語の文章の場合むちゃくちゃになってしまいます。所詮、舶来のエディタであるといってしまえばそれまでなのですが、わざわざ localize していることろがあるので日本語特有のそういった事情はそこで対処していただきたいものです。menu と manual を日本語化するなど、僕にだってできます。それだけでは localize したとは言えないはずです。
その後、僕が散々、陳情を申し立てたせいか一応ブロックフォーマットの機能に手が加えられましたが。。。なんと、今度は任意の位置で改行を挿入するというのです。英語混じりの日本語の場合、英単語の途中に改行を挿入してくれるというものです。これにはかなりがっくり来ました。ハッキリ言って前より使えません。WrapText OSAXと言うものがあるので、技術的に無理と言う事はないと思うのですが、これ以上、外国人に期待するのは酷と言うものでしょうか。
やっぱ、エディタは国産に限りますよね〜としみじみ思う今日この頃ですが、自分の理想のエディタとは次のようなものです。
今現在思い付くのはこんな所でしょうか。これらを全てみたすエディタと言うのは今のところ存在しないようです。今現在、僕はミミカキエディットに一番期待しております。さてさて、これからどうなるのでしょうか。いつになっても登場しないようであれば、100年後くらいには自分で作るかも知れません。
1999年 8月 13日 (金) at 11:32:09 AM by TK