きっと、自分以外にこれを利用した人はいないんじゃないかと思います。ただ、Frontier上のAppleSciptをaplet及び、dropletとしexportできるという代物なのですが、スクリプト編集プログラムしか持っていなかった頃はFrontierのoutline形式のscript editorは重宝したものです。しかし、Script Debuggerを購入したのをきっかけに使うのをやめてしまいました。やっぱり、いちいちexportするのは面倒だし、disk上のscriptと同期をとるのがめんどくさいと言うのが致命的ですね。
実は、version 2.0も作って、出来上がっているのです。しかし、使わなくなっちゃたので公開するのをやめてしまいました。これはこれで結構、自信作だったのですが。。。。自分は、多くのscriptで共通な部分をcompile時にloadするという事を良くやります。そのscript間での依存関係を記述でき、scriptをexportする際に依存しているFrontier上のscriptに変更があったものを調べてあらかじめcomileしてexportするという、いわばmakeみたいな事が出来る代物でした。これはこれで、とっても価値があると思うのですが、、、やっぱりDisk上のscriptと同期をとるのが面倒なのですよね。一寸した修正のためにFrontierまで戻らなければならないというのは結構苦痛でした。そのために、exportしたscriptにFrontier上のaddressをresourceとして埋め込んでおき、それとFrontier上に記録してあるexport先のaliasを見比べてsynchronizeというような事もしていましたが、それでもやっぱ、めんどくさかったですね。
もう一つ使わなくなった原因としては、UserlandのFrontierの開発方針が気に食わなかった事ですかね。自分が使い始めた頃はFrontierはfreeでした。それがいつの間にか、結構なお値段のするものになってしまいました。free versionも存在しますが、いっこうにupdateされる気配はありません。まあ、それはいいでしょう。それだけの価値はある代物です。素晴らしいscripting環境だと思います。AppleScriptより圧倒的に早い実行速度と、richな開発環境は涙が出るほど魅力的です。Manu Sharing機能もsupportしているapplicationは余り無いけど、とってもcoolだ!!文法もperlみたいに変態じみていなく、とてもすっきりとしています(あくまで個人的な見解)。しかしです。まったく多国語をsupportする気配が無いのです。nativeに日本語を使えないものにお金をはらう気にはとてもなれません。かわいさあまって憎さ100倍といったところでしょうか?
あと、自分は純粋にscripting環境としてFrontierに惚れたのですが、なんか最近のFrontierはweb authoringのためのよくわからないものになってしまっています。風に聞いた噂によると最近のFrontierはweb serverにもなるらしい。。。Utilityとして使うにはでかすぎるんですよね。。。
今は、もっぱらweb authoringのためだけに昔のbeta versionを使い続けています。だって、Frontierのweb autoring機能にとって変わるものが見つけられないのですから。。。。。。
1999年 3月 12日 (金) at 3:52:22 AM by TK
現在 Adobe GoLiveを使ってFrontierは使わなくなっちゃいました。
せっかくだから、作ったけど、ろくに使わずお蔵入りになったversion 2.0を公開