ヘルプビューアで表示されるマニュアル類（Help Book といいます）からは、AppleScript を実行できます。普通のブラウザではできないことで、ヘルプビューアで表示されているドキュメントからはユーザを補助するような操作を実行できる訳です。

先日、Mac OS X 10.5 までは、AppleScript を実行できていた Help Book が、Mac OS X 10.6 では実行できなくなっていることに気づきました。原因を調べてみると・・・

Mac OS X 10.5 までは、AppleScript を実行するリンクの仕様は、

<a href="help:runscript=help_folder_name/subfolder/scriptname.scpt">

であった。

<a href="help:runscript=relative/path/scriptname.scpt">

でも、動作していた。

Mac OS X 10.6 では、

<a href="help:runscript:helpbook_identifier/subfolder/scriptname.scpt">

もしくは、

<a href="x-help-script://helpbook_identifier/subfolder/scriptname.scpt">

と変更になった。

このため、AppleScriptDoc で生成される Help Book のリンクのいくつか、XModules (AppleScrpt のモジュールライブラリ）の各モジュールの Help Book のリンクのいくつかが動作しない。

おいおいアップデートする。