2013-10-28T22:16:50+09:00

iPhoto を 8.1.2 から 9.4.3 にアップグレードした話

世の中、OS X Mavericks が発売され、あわせて iPhoto 9.5 も公開されていますが、僕は時代の波には乗り遅れまくっております。だいたい、OS にもアプリケーションにも大きな不満は無く、新バージョンが公開されたとしても、なかなかアップデートする気にはなれません。Mac OS 9 の頃は OS が不安定だったので、毎度一縷の望みを託して新しいものに飛びつきましたが、今はそのような切実なモチベーションはありません。

若ければ、お色直しとちょっとしたおまけ機能に嬉々として飛びつけるのでしょうか。子供がマクドナルドのハッピーセットのおまけに一喜一憂するように。でも、最近はもう少し世の流れにキャッチアップする努力をすれば良かったと公開しています。

iPhoto も長らく 8.1.2 を使用しておりましたが、諸事情により 9.4.3 にアップグレードしようと思い立ちました。しかし、これは茨の道でした。こまめなアップグレードをさぼってきた事を非常に後悔しました。

8.1.2 の iPhoto Library を 9.4.3 にアップデートしようとすると、途中で異常終了してしまいます。普通なら、オリジナルの写真ファイルからライブラリを再構築という道を選ぶのでしょうが、つくり込んだスライドショーがいくつもあったので、なんとしてでもそれらを新しい iPhoto に引き継ぎたかったのです。

Apple Supoort をあさっていると、iPhoto のバージョンをこまめに上げてライブラリをアップデートすればいいよというアドバイスを見つけました。そこで、iPhoto 9.1, 9.2.3, 9.3.2 を用意して、ステップを踏んで 9.4.3 に iPhoto Library をアップデートしてみました。すると、確かにエラーなく iPhoto Library を 9.4.3 まで持ってくることができましたが、スライドショーを実行しようとすると、異常終了してしまいます。

スライドショーの設定で地雷を踏んでいるものがあるのかしらと、四苦八苦しておりましたが、結局 8.1.2 → 9.3.2 → 9.4.3 という順番だとスライドショーを含めてすべて正常にアップデートする事ができるようになりました。この順番が本質的だったのかどうか分かりません。9.3.2 ではなく、9.2.3 でも良かったかもしれません。もう一つしたことは、9.3.2 にアップデートした段階ですべてのスライドショーの動作確認をしたこと。関係している可能性があるとおもいますが、何がクリティカルだったかは不明ですが、なんとかミッションに成功しました。

ところで、僕のメインマシンは未だ Snow Leopard です。さすがに三つものバーションにおいていかれるとまずいのではないかと焦りますが、Snow Leopard から離れられません。というのも、いくつかの自作ソフトが AppleScript Studio に依存しており、AppleScript Studio の開発環境は Snow Leopard までなのです。AppleScriptObjC に移行をすすめていますが、まだ少し取り残された作品があります。AppleScriptObjC に移行する努力を怠っていた事を今更ながら悔やんでおります。