2016-02-06T15:41:48+09:00

SmartActivate 1.1.4 : 最前面のウィンドウだけを前面に持ってくる形でフロントプロセスに切り替えるスクリプティング機能追加

指定したアプリケーションプロセスの最前面のウィンドウだけを前面に持ってきて、フロントプロセスに切り替えるスクリプティング機能追加です。

通常、アプリケーションプロセスをアクティブにすると、アプリケーションすべてのウィンドウは前面にでてきます。例えば、AppleScript から操作対象のウィンドウを表示させるために、 activate イベント等を使うと、そのプロセスのすべてのウィンドウが前面に出て来てしまいます。しかし多くの場合、対象としているウィンドウは1枚だけですから、よけいなウィンドウが前面に出て来て画面を覆い尽くしてしまうのは避けたい物です。SmartActivate はそんな問題を解決します。

変更点は、ガベージコレクションコレクションのサポートを付けてコンパイルし直しただけ。そうしておかないと、ガベージコレクションを使ったアプリケーションから SmartActivate を使えないはず。ARC が隆盛しているこのご時世、deprecated になってしまった Objective-C のガベージコレクションのアプリケーションに出会うことは、まず無いのではないかと思うけど、念のために。

さらに言えば、OS X 10.9 から AppleScript から Cocoa 呼び出せるようになり、NSRunnningApplication クラスを利用すれば、SmartActivate と同じことができる。だから、これが最後のアップデートになるんだろうな。