たくさんのファイルの名前を一度に変更するアプリケーションです。あるパターンにマッチしたファイル名の一部を、別の文字列に置き換える事ができます。正規表現を使った検索置換も行えます。またファイルが Finder で並んでいる順番で、番号付けを行えます。

Finder で選択されているファイルやフォルダに対して実行されるので、直感的かつすばやく操作する事ができると思います。一方で、実際にリネームを行う前に、リネーム結果をプレビューし、事前に確認を行うこともできます。

El Captian の新機能にも、ファイル名の一括変更と連番が追加されましたね。だいぶ PowerRenamer の必要性が薄れた気がしますが、

• 結果をプレビューできる。
• 正規表現を使える。

ので、まだ PowerRenamer の存在意義も有るかと思います。

変更点：

• ソースコードのクリーンアップと近代化。
• RegexKitLite を NSRegularExpression に置き換えた。
• Mac OS X 10.8 以降が必要になった。

ところで、最近のソフトウェアの更新はもっぱら「ソースコードのクリーンアップと近代化」ですが、具体的には、

• Xcode 3 から Xcode 4.6.2 に移行
• Mac OS X 10.8 SDK を使用。
• Mac OS X 10.8 までに deprecated とされた API の置き換え。
• Modern Objective-C syntax に移行。
• ARC に移行。
• ローカライズに Base Internationalization を使う。
• HelpBook のフォルダレイアウトをバンドル形式に移行。

ということをしています。

これで、QuickFileType 以外のすべて公開しているソフトの更新が終了しました。QuickFileType も手元では更新してあるけど、もうそろそろお役目ごめんかなと思って、更新しないでおこうと思っています。

これで、ようやく OS をアップデートできる。