2017-02-01T17:41:07+09:00

AppleScriptDoc 1.7 : AppleScript ライブラリのリファレンスマニュアルを生成

ライブラリ/モジュールとしての AppleScript のリファレンスマニュアルを生成するアプリケーションです。

ソースコードにかかれたコメントから、スクリプトのリファレンスマニュアルを HTML として出力します。バンドル形式のスクリプトの場合、バンドル内に(ヘルブビューアに表示する) Help Book としてリファレンスマニュアルをセットアップできます。

OS X 10.9 以降では、AppleScript ライブラリに sdef ファイルによる用語辞書をつけられることができるようになりましたね。しかし!sdef ファイルはめんどくさい。可読性最悪。

AppleScript をそれなりに使い続けていると、だれでもオレオレライブラリがたまってくるとおもいますが、それなりに使い方をメモしておかないと、実際使おうというときには使い方を忘れちゃいますよね。だって人間だもの。普通はコメントとして、記述しますよね。

AppleScriptDoc はそのコメントから、見栄えのする HTML を生成する。もちろん、ささやかなマークアップを用意している。サンプルを一目見ればすぐさま理解できる程度のものです。

コードに使い方をコメントとして併記して、そこからマニュアルの生成するというのは、メジャーなスクリプティング言語、Perl、Ruby、Python などで行われていることで、まったくもって AppleScriptDoc のオリジナルの考え方じゃない。よそで使われている便利な仕組みを AppleScript の世界にも持ってこようというのが AppleScriptDoc です。

昨年の夏ぐらいからリリースの準備をして、ようやく公開できました。ものすごい糞づまりを解消した気分です。

変更点: