PowerRenamer の正規表現には NSRegularExpression (OS X 内蔵の ライブラリ ICU の使った Cocoa フレームワーク)を使っています。
基本的な(一応、僕が理解している)正規表現をまとめます。他にも使える高度な正規表現がたくさんありますので、詳細は ICU のドキュメントを参照してください。
| ^ | 文字列の先頭、行の先頭にマッチします。 |
|---|---|
| $ | 文字列の終わり、行の終わりにマッチします。 |
| [ ] | [ ]内の任意の1文字にマッチします。範囲指定を使うこともできます。e.g., [0-9] 数字1文字にマッチ |
| [^ ] | [^ ]内以外の任意の1文字にマッチします。 |
| | | OR条件を指定します。 |
| ( ) | 正規表現をグループ化します。 正規表現をグループ化します。 \1〜\9で引用する部分を指定するために用います。 優先順位の低い正規表現をまとめるためにも用います。 |
| * | 直前の正規表現の0回以上の繰り返しにマッチします。 |
| + | 直前の正規表現の1回以上の繰り返しにマッチします。 |
| ? | 直前の正規表現の0回あるいは1回の繰り返しにマッチします。 |
| {n} | 直前の正規表現のn回の繰り返しにマッチします。 |
| {min,max} | 直前の正規表現のmin回〜max回の繰り返しにマッチします。minの省略は0回、maxの省略は∞回の指定と解釈されます。 |
| \A | 文字列の先頭にマッチします。 ^ と違い、改行の後ろにはマッチしません。 |
| \Z | 文字列の終わりにマッチします。^ と違い、改行の後ろにはマッチしません。( )でグループ化された正規表現にマッチした文字列を引用します。数字は n番目の( )に対応することを示します。 |
| \0 | 正規表現にマッチした文字列すべてを引用します。置換文字として使用できます。 |
| \t | TAB(0x09)にマッチします。 |
| \n | LF(0x0a)にマッチします。 |
| \f | FORMFEED(0x0c)にマッチします。 |
| \r | CR(0x0d)にマッチします。 |
| . | 任意の一文字にマッチ。 |
| \d | 数字1文字にマッチ。[0-9] と同義。 |
| \D | 非数字1文字にマッチ。[^0-9] と同義。 |
| \s | White Spece1文字にマッチ。[\r\t\n\f] と同義。 |
| \S | 非White Space1文字にマッチ。[^\r\t\n\f ] と同義。 |
| \w | 英数字1文字にマッチ。[0-9A-Za-z_] と同義。 |
| \W | 非英数字1文字にマッチ、。[^0-9A-Za-z_] と同義。 |