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クリエータコード/タイプコード とは

クリエータコード/タイプコードとは、Mac OS で伝統的に使われているファイルを開くアプリケーションを決定するファイル属性です。それぞれの意味は、

です。それぞれ4文字のアスキー文字で表現されます。

Mac OS X では、ファイル名の拡張子がファイルを開くアプリケーションの決定にひろく使われておりますが、拡張子だけでファイルを開くアプリケーションを決定されると困るケースは多々あると思います。

ファイルにクリエータコードが設定されている場合は、クリエータコードが優先されます。ですから、「.pdf」という拡張子を持つ PDF ファイルでも、あるファイルは「プレビュー」で開きたいけど、あるファイルは「Adobe Reader」で開きたいという場合に、クリエータコード/タイプコードを設定すると良いでしょう。

なお、Finder の情報ウィンドウで、ファイルごとに開くアプリケーションを個別に設定することができますが、いささか不格好な仕組みが使われております。それは、ファイルのリソースフォークにファイルを開くアプリケーションのフルパスを記録するという方法です。パスが記録されているので、アプリケーションの場所を移動すると、ファイルに設定したアプリケーションで開かれなくなってしまいます。また、カスタムアイコンを貼付けてくれるので、ファイルの Finder での見た目と実際に開かれるアプリケーションが容易に食い違ってしまいます。Apple はなぜクリエータコードを使わないのか、凄まじく疑問です。

QuickFileType は、Mac OS で伝統的に使われている技術を活用し、ファイルとアプリケーションの柔軟な関連付けを簡単に実現します。ただし、Mac OS X 10.5 までは。Mac OS X 10.6 では、クリエータコードが無視されてしまい、拡張子に設定されたデフォルトアプリケーションか usro リソースでファイルとアプリケーションの関連付けられます。

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