miclient
テキストエディタ mi でファイルを開き、指定した行を選択することができるコマンドラインツールです。すでに mi でファイルが開かれている場合は、指定された行にジャンプする前にブックマークを付けて、もとの位置にすばやく戻れるようにすることもできます( -b オプション)。
すべて C 言語と Objective-C で書かれているので高速に動作します。書式は以下の通りです。
miclient [-b] [line] file
- file
- mi で開くファイルのパス
- line
- mi で「file」を開いた時に選択される行番号。省略可
- -b
- 「line」で指定した行に移動する前に、ブックマークを設定します(キータイプ Command-B を行います)。Shift-Command-B でもとの位置に戻ることができます。
更新履歴
- 2.1.4 -- 2020-03-09
- Command-B のキーダウンイベントの後に、キーアップイベントを発生させるようにした。
- コード署名の追加
- Hardened runtime への対応。
- App Notarization に対応。
- 2.1.3
- Commant-B を押す前の delay をやめ、mi をアクティブにするようにした。
- 32bit のサポートをやめた。
- 2.1.2
- 内部の変更
- 2.1.1 -- 2015-11-01
- LSOpenFromURLSpec をopenURLs:withAppBundleIdentifier:options:additionalEventParamDescriptor:launchIdentifiers: に置き換えた。
- 2.1 -- 2015-09-03
- 古いAPIを新しいものに更新。
- OS X 10.8 以降が必要です。
- 2.0.9 -- 2008-11-05
- Intel Mac で動作しない不具合を修正(川村さん、ありがとうございました)。
- -b オプションが動作しなかった不具合を修正。
- 2.0.7 -- 2006-05-02
- mi が起動していないとファイルが開けなかった不具合を修正
- Universal Binary 化
- 2.0.1 -- 2005-08-17
- Command-B を押す前に、指定行に移動することがあるので、10msec の delay をかけるようにした。
- 2.0 -- 2005-03-30
- もともとは、TeX Tools for mi の一部でシェルスクリプトと AppleScript で作っていました。しかし、シェルから起動する AppleScript はどういう訳か死ぬほど遅いので C 言語で実装し直しました。シェルスクリプトと mi の橋渡しをするコマンドラインツールとして、誰かの役に立つかと思い単品で公開します。