newterm
newterm とは
ターミナル.app の新しいターミナルウィンドウを開くコマンドラインツールです。シェル環境で「newterm」を実行すると、現在の working directory と同じ working directory のターミナルウィンドウが新たに作られます。
現在、作業中のターミナルと同じ working directory のターミナルが欲しくなる事は多々あると思います。newterm を使えば、新しく開いたターミナルで cd コマンドとパスの入力をサボれます。
オブション '-c' で、その新規ターミナルで実行するコマンドを指定することもできます。
使い方の詳細は以下の通りです。
- 「newterm」を環境変数 PATH に含まれる directory にコピーしてください。
- ターミナルで、「newterm」と入力してください。
- 同じ working directory のターミナルウィンドウが開かれます。
- 引数にパスを与えると現在の working directory 以外の場所を working directory としたターミナルを開くことができます。
- 例えば、「newterm path/to/destination」と入力してください。
- working directory が path/to/destination のターミナルが開かれます。
- -c オプションで新規ターミナルで実行するコマンドを指定できます。
newterm [-c command] [directory]
必要なシステム
- OS X 10.10 以降
- macOS 10.14.6 で開発/テストしています。
インストール
newterm を環境変数 PATH に登録されているフォルダ(/usr/local/bin とか)にコピーしてください。
もしくは、newterm のコピー先を環境変数 PATH に登録してください。
更新履歴
- 1.4 -- 2020-04-03
- ターミナル.app 以外で実行された場合(Emacs.app とか DTerm とか)、ターミナル.app をアクティブにします。
- OS X 10.10 以降が必要です。
- 英語マニュアルを追加。
- 1.3 -- 2010-04-02
- ターミナル.app 以外から実行をできるようにした。
- -c オプションで新規ターミナルで実行するコマンドを指定できるようにした。
- 1.2 -- 2009-01-06
- 1.1 -- 2007-03-16
- 引数で新しいターミナルウィンドウの working directory を current directory 以外にできるようにした。
- 1.0 -- 2006-05-22