loader スクリプト は、module loader コマンドによって生成されるスクリプトオブジェクトです。loader スクリプトの boot、load ハンドラを用いてモジュールをロードすると、次のような効果が得られます。
load module コマンドをではなく、loader スクリプトを経由してモジュールをロードすることをお勧めします。
「 for 」パラメータに与えられたスクリプトオブジェクトの property にライブラリをロードします。module コマンドが実行された property を見つけ、その property にモジュールを設定します。for パラメータには、通常トップレベルのスクリプトを与えるようにしてください。
loader script (script object) -- コマンドのレシーバ。 The receiver of the command.
指定したライブラリをロードします。すでにロードされていたら、loader スクリプトにキャッシュされているスクリプトオブジェクトを返します。ライブラリの指定に module コマンドおよびその reloading オプションを用いると、キャッシュを無視して強制的にライブラリをリロードできます(see example)。
script object -- ロードしたライブラリ。
ロードしたライブラリのバージョン番号を調べます。
text -- ライブラリのバージョン番号
追加のライブラリの検索場所を設定します。loader スクリプトに boot コマンドもしくは load コマンドを送った時のみ考慮されます。
script object -- コマンドのレシーバ
ライブラリの検索場所を一つ追加します。後に追加した場所ほど優先されます。
script object -- コマンドのレシーバ
設定されているライブラリの検索場所を返します。module paths コマンドで返ってくる場所に加え、set_additional_paths、prepend_path で設定された場所が加わります。
list of file references
loader スクリプトの中でキャッシュしているライブラリを破棄します。
boot コマンド、load ハンドラでロードされたライブラリは、loader スクリプト の中にキャッシュされます。loader スクリプト内のキャッシュを破棄するだけで、propety に設定されたライブラリはそのままです。
script object -- コマンドのレシーバ