TeX Tools for mi
テキストエディタ mi に中心とした LaTeX の統合環境を実現する TEX モードです。
mi は プログラム言語やTeX、HTML などのコード入力するのに便利な多くの機能(キーワードのカラー表示、モード機能など)を備えたテキストエディタです。TeX Tools fro mi は mi に付属の TEX モードより高機能なコンパイル、入力支援ツール、周辺のアプリケーション(PictPrinter, xdvi, Skim, プレビュー.app)との統合を提供します。
- ツールパレットに表示されるボタン一発で、タイプセットからプレビュー、PDF の作成をまで自動で行えます(ツールパレット)。
- log ファイルを解析して、ソースコートのエラー発生箇所にジャンプできるインデックスを生成します。\input や \includeを 使った TeX ソースファイルも、正しく log ファイルを解析します。
- DVI プレビューア(PictPrinter、xdvi)で表示されているDVI ファイルと、mi で表示している TeX ソースファイルの間で、それぞれ対応する位置にジャンプする事ができます(source special 機能のサポート)。
- PDF ビューアとして Skim を使えば、PDF と TeX ソースファイルの間で、対応する位置にジャンプできます。
- dvips、bibtex、ebbなどをシェルコマンドの入力を全く行わずに、一連の作業を行うことができます。
- 分割された TeX ソースを扱いやすくするための特別な機能があります。(%ParentFile Mechanism)
- 書類で使われているラベル一覧を表示して、書類中に簡単に参照を挿入することができます(リファレンスパレット)。
- その他、多くの便利なスクリプトが付属します。
更新履歴
- 4.1.3 -- 2021-11-01
- ツールパレットの tooltip の間違いを修正
- 「テーブルに変換」ツールの不具合を修正
- VirusBarrier Scanner でウイルスチェックに引っかからないようにした(MO さん、ありがとうございます)。
- 4.1.2 -- 2021-04-09
- 選択項目がない時、「minipage」ツールの結果の異常を修正
- 「書式/行揃え/左揃え, 右揃え」ツールが、選択がない時に入力するコマンドが逆であった不具合を修正
- 「編集サポート/整列」ツールを追加
- 「&」で区切られたテキストを適当にテキスト挿入して & の位置を揃えます。
- 「テーブルに変換」ツールを改善。「&」を整列させます。
- 「章立て/同じレベルを挿入」「次のレベルを挿入」「上のレベルを挿入」ツールでアスタリスク付きコマンドをサポート
- 4.1.1 -- 2020-05-19
- 「コマンドを入力...」が動作しない不具合を修正
- minipage、verbatim ツールの動作を改良
- 書式/サイズ、フォント、書体、行揃え ツールの環境入力時の動作を改良
- 「リストに変換」ツールの出力のインデントを修正
- \begin ~ \end 間はスペース二つで字下げする
- TeXBridge バンドル内のmiclient をバージョン 2.1.4 に更新
- 4.1.0 -- 2020-02-18
- App Notarization に対応
- 「ファイルをペースト」「ファイルを挿入...」でイラストレータのファイルをグラフィックファイルとして扱うようにした。
- ファイルが大きい場合、「テーブルに変換」でエラーが発生することがある不具合を修正。
- PDF ファイルが前面にある時に、ツールパレットの「DVI プレビュー」ボタンを押すとエラーが起きる不具合を修正。
- ParentFile で HFS形式のパスのサポートを外した。
- 4.0.9 -- 2018-06-15
- 文法定義ファイルの改良
- \begin ~ \end の間を折りたためる様にした。
- 「&」と「$」がカラーリングされるようにした。
- ターミナル.app で「新規リモート接続...」ウインドウが開いていると、エラーが発生する不具合を修正。
- ログファイルの解析に失敗することがある不具合を修正。
- コード署名の追加。
- ツールパレットのアイコンを更新。Retina ディスプレイに対応した。
- 文法定義ファイルの改良
- 4.0.8 -- 2016-11-25
- ツール「ファイルを挿入...」が動作しない不具合を修正。
- ツール「ファイルをペースト」が動作しない不具合を修正。
- その他、内部の修正。
- 4.0.7 -- 2016-10-31
- コード署名をつけた。
- コマンドを送信するターミナルを間違うことがある不具合を修正。
- カスタムアイコンを更新。
- 4.0.6 -- 2016-05-15
- ターミナルが起動していないときに、ターミナルでコマンドを実行すると、2回目以降コマンドが実行できなくなる不具合を修正。
- Help Book のフォルダレイアウトを新しいものにした。
- 4.0.5 -- 2016-02-12
- ログファイルの解析に失敗することがある不具合を修正
- ツール「providecommand」を追加した。
- ツール「リストに変換」に description リストのサポートを追加した。
- ツール「テーブルに変換」の改良
- 複数の連続したタブを一つの要素の区切りとして解釈するようにした。
- 「&」を要素の区切りとして認識するようにした。
- 4.0.4 -- 2015-11-01
- Mac OS X 10.10 で PictPrinter からの reverse search が動作しない不具合を修正(西川さん、ありがとうございました。)。
- beamer 関連のツールを追加。
- 4.0.3 -- 2015-10-13
- ファイル名に日本語が含まれる時にエラーが発生する不具合を修正(阪間さん、ありがとうございました)。
- 4.0.2 -- 2015-10-08
- PictPrinter からの reverse search が動作しない不具合を修正(西川さん、ありがとうございました)。
- Mac OS X 10.10 でターミナルがあらかじめ起動していないと、動作しない不具合を修正(梶野さん、ありがとうございました)。
- 4.0.1 -- 2015-09-30
- TeX ファイル名に空白が入っていると、エラーが発生することがある不具合を修正(西川さん、ありがとうございました)。
- 4.0 -- 2015-09-22
- Mac OS X 10.8 以降が必要になった。
- TeXBridge のコードをARC (Automatic Refernece Counting) を活用するように大改造した。
- pdfTeX のような、PDF ファイルをダイレクトに生成するワークフローに対応した。
- ログファイルを解析することにより、出力が DVI ファイルか PDF ファイルかを認識し、自動的にプレビューアを切り替えます。
- ツール「テーブルに変換」の改良と不具合の修正
- ツール「テーブルに変換」で table 環境で囲むかどうか尋ねるようにした。
- その他、不具合の修正と動作の調整
- ツール「ファイルをペースト...」を改良
- グラフィックファイルの張り付けの際に、center 環境ではなく\centeringコマンドを使用するようにした。
- keepaspectratio, clip オプションを挿入しないようにした。
- 幅指定に \textwidth ではなく \linewidth を使用するようにした。
- PDF プレビューをコマンドラインで実行できるようにした。
- Skim で PDF ファイルを開き、フォワードサーチできます。
- DVI プレビューをコマンドラインで実行できるようにした。
- Skim で DVI ファイルを開き、フォワードサーチできます。
- Mxdvi のサポートを外した。
- 「ツールパレット」と「リファレンスパレット」の折りたたみ状態が保存されるようにした。
- 「色」ツールを追加した。
- color パッケージで導入される、textcolor コマンドもしくは color コマンドを挿入します。
- TerminalControl.osax は不要になった。
- Mac OS X 10.8 以降が必要になった。
- 3.6.3 -- 2015-08-21
- mi3用の文法定義スクリプトを修正。
- \label や \begin などの前に、コマンドが配置されていると\label や \begin のパラメータを取得できなかった。
- Yosemite で「タイプセット」等のツールコマンドの実行時に「・・・Library:Application Support:mi3:mode:TEX:TeXBridge.app:" of application "System Events" のタイプを text に変換できません。」というエラーが発生する不具合を修正。
- 小杉さん、阪間さん、上村さん、ご報告ありがとうございました。
- mi3用の文法定義スクリプトを修正。
- 3.6.2 -- 2014-09-05
- エラーメッセージが表示されない不具合を修正。
- Mac OS X 10.8 で正常に起動しない不具合を修正。
- ツールパレットのカスタマイズが保存されない不具合を修正。
- ツールパレットとリファレンスパレットの表示状態が正常に保存されない不具合を修正。
- TerminalControl.osax を Version 1.3.1 に更新。
- 3.6.1 -- 2013-11-30
- ツール「リファレンスパレット」が動作しない不具合を修正。
- ツール「バウンディングボックスを抽出」が動作しない不具合を修正。
- リファレンスパレットを閉じても、アプリケーションの切替時に再度表示されてしまう不具合を修正。
- mi 3 用の文法定義スクリプトを改良。
- OS X 10.9 で正常に起動しない不具合を修正。
- 3.6 -- 2013-09-25
- AppleScript Studio から AppleScriptObjC に移行。
- 動作環境が Mac OS X 10.6 以降になった。
- 3.5.3 -- 2013-08-28
- mi 3.0 を終了しても、TeXBridge.app が終了しない不具合を修正
- 3.5.2 -- 2013-04-03
- 「Bounding Box を抽出」でエラーが発生する不具合を修正。
- 「取り込みファイルを開く」でエラーが発生する不具合を修正。
- リファレンスパレットの不具合を修正
- %ParentFile が設定されていながら、リファレンスパレットに登録されないファイルが前面にある時にリロードするとエラーが発生する不具合を修正。
- 文法定義スクリプトの改良。
- 3.5.1 -- 2013-03-21
- TeXBridge が起動していない状態で、「環境を変更」「環境を入力...」「コマンドを入力...」を実行するとエラーが起きる不具合を修正。
- 文法定義スクリプトをいくらか改善。
- version 3.0.0b への暫定的な対応。
- 3.5 -- 2013-03-16
- 完全な TEX モード一式を提供するようにした。
- リファレンスパレットの機能強化
- アウトラインの各ノードにアイコンを表示するようにした。
- ドキュメントノードをダブルクリックすると、そのファイルを mi で開きます。
- label ノードをコントロールキーを押しながらダブルクリックすると、その label が定義されている箇所を mi で表示します。
- ParentFile の設定を POSIX 形式のパスで行うようにしました。
- ":" で始まるパスは HFS 形式の相対パスとして認識されますので、HFS 形式の絶対パスを使用していない限り、再設定は必要ありません。
- 「ParentFile を絶対パスで設定...」をはずした。
- 「ParentFile を相対パスで設定...」を「ParentFile を設定...」に名称を変更。
- xdvi の editor および MxdviEditor を miclient ではなく、"open /Applications/mi.app" で行うようにした。
- 3.4.2 -- 2011-12-20
- Mac OS X 10.6 でターミナル設定を「デフォルト」以外に設定すると、エラーが発生する不具合を修正。
- mi 2.1.11 以降が必要です。
- 3.4.1 -- 2011-04-21
- ツール「環境を入力...」が動作しない不具合を修正。
- mi 2.1.11r1 をインストールすると、TeXBridge の起動時にエラーが発生する不具合を修正。
- 3.4 -- 2011-02-15
- mi 2.1.11b13 でモードフォルダが Application Support フォルダに移動されたことに対応。
- ParentFile を設定したファイルをタイプセットした時、リファレンスパレットに「aux ファイルが見つかりません。」というメッセージが表示されることがある不具合を修正。
- 3.3.9 -- 2010-02-19
- mi 2.1.10b1 で使用すると、エラーが発生する不具合を修正(高橋さん、ありがとうございました)。
- 3.3.8 -- 2010-01-22
- リファレンスパレットが折り畳まれている状態で、タイプセットを実行するとエラーが発生する不具合を修正(高橋さん、ありがとうございました)。
- 3.3.7 -- 2010-01-06
- mi で保存されていない書類が前面にありリファレンスパレットが表示されている時にエラーが発生する不具合を修正(桐木さん、ありがとうございました)。
- ターミナル.app が起動していない状態から新規ターミナルを開いたとき、ターミナル設定のターミナルのサイズが新規ターミナルに反映されない不具合を修正(高橋さん、ありがとうございました)。
- 3.3.6 -- 2009-12-31
- include/input されているファイルから、PictPrinter で foward search できない不具合を修正(高橋さん、ありがとうございました)。
- 最初のタイプセットを include/input されているファイルから行うとエラーが発生する不具合を修正(高橋さんありがとうございました)。
- TeXBridge が起動してにない状態で、ツール「リファレンスパレットを表示」を実行すると、リファレンスパレットが表示されない不具合を修正。
- その他、リファレンスパレットを開いている時にエラーが発生することがある不具合を修正。
- xdvi のデフォルトコマンドを pxdvi に変更。
- xdvi コマンドのデフォルトオプションから -nofork を削除。
- xdvi で forward search する場合は、コマンドオプションから -unique を強制的に削除するようにした。
- リファレンスパレットを表示しておくと、何らかのタイミングで「&1 を取り出すことができません。」「スタックオーバーフローです。」というエラーが表示されることがあります。再現条件を発見できず、修正できずにいます。もし、エラーの再現できる手順がわかりましたらご連絡いただけると助かります。
- 3.3.5 -- 2009-12-10
- log ファイルが使用中だとエラーが発生する不具合を修正(高橋さんありがとうございました)。
- DVI プレビューアのモードが「Finder で開く」が設定されており、その DVI ファイルのデフォルトアプリケーションが TeXBridge の時、無限ループになる不具合を修正。
- その他、バグ修正。
- 3.3.4 -- 2009-12-06
- DVI プレビューアの設定が xdvi のとき、source specials 付きでタイプセットした DVI を表示しようとするとエラーが発生する不具合を修正(高橋さん、ありがとうございました)。
- ターミナルウインドウが複数表示されることがある不具合を修正(高橋さん、ありがとうございました)。
- ParentFile の設定が正しくないファイルが前面にある状態でリファレンスパレットを表示すると、エラーが発生する不具合を修正。
- 適切な警告を表示するようにしました。
- 3.3.3 -- 2009-03-21
- ツール「タイプセット&プレビュー」でエラーが発生する不具合を修正(西川さんありがとうございました。)
- ターミナル.app でタイプセットを行ったとき、タイプセット中にエラーがあったら、「TeX Compile Log」ウインドウをアクティベートするようにした。
- 書式に関するコマンドを入力するツールを追加。
- 「書式:サイズ」「書式:書体」「書式:行揃え:中央揃え」「書式:行揃え:左揃え」「書式:行揃え:右揃え」
- マニュアルはまだありません。
- ツール「コマンドを入力...」「環境を入力...」の実行で選択範囲を維持するようにした。
- 3.3.2 -- 2009-03-09
- 「_delegateのタイプをreferenceに変換できません」というエラーが表示される不具合を修正(小泉さん、ありがとうございました。)。
- 3.3.1 -- 2009-02-05
- 設定ウインドウ「ターミナル設定」のポップアップメニューが正常に表示されないことがある不具合を修正。
- 3.3 -- 2008-11-06
- Mac OS X 10.5 に対応(川畑さん、上村さん、誠にご協力ありがとうございました)。