XModulesCore

XModulesCore とは

XModulesCore は、AppleScript ライブラリ XModules の基本的なソフトウェアをまとめてインストールするパッケージです。

XModules はクラスベースオブジェクト指向によって構築された AppleScript のライブラリです。OS X 10.9 で導入された AppleScript Libraries として使用することができます。

各ライブラリをスクリプトとして実行する（例えば、スクリプトメニューから）、もしくは付属の「Show Help」で開くとヘルプビューアでマニュアルが表示されます。

インストール

Show Help.app は任意の場所（Applecations フォルダなど）にコピーしてください。

AppleScript ライブラリは、/ Library/Script Libraries もしくは /Users/YourHome/Library/Script Libraries にコピーしてください。

AppleScript ライブラリ 一覧

ModuleLoader

AppleScript Libraries とは別の、もう一つのライブラリシステムです。AppleScript Libraries と協調して使用でき、AppleScript Libraries に機能を追加することができます。

OS X 10.9 から AppleScript にライブラリ機能がサポートが追加されました(AppleScript Libraries) 。ModuleLoader は、それ以前の2006年から継続的に開発/メンテナンスされてきたライブラリシステムです。おおよそ AppleScript Libraries と同じことができます。

OS X 10.9 以降では、AppleScript Libraries がファーストチョイスになるでしょう。ModuleLoader は、AppleScript Libraries と共に使うことができ AppleScript Libraries に次のような機能を追加します。

• コンパイル時にすべてのライブラリの読み込み、ライブラリを組み込んだまま保存できます。
  • ライブラリすべて property に収め、実行時のライブラリ及び ModuleLoader への依存性なくして、他のコンピュータへの配布に都合のスクリプトを簡単に作れます。
• ライブラリを指定したタイミングで強制的にリロードさせることができます。
• テキストファイルやアプレット、ドロップレットもモジュール/ライブラリとして扱えます。
• 任意の場所をライブラリの検索場所に設定できます。
  • 幾つもの方法で非常に柔軟に扱えます。

OpenHelpBook

バンドルの中のヘルプブックをヘルプビューアで表示するライブラリです。XModules の各ライブラリはヘルプブックとしてマニュアルを持っています。その表示に利用します。

XList

Iterator, Queue, Stack として使えるリストのラッパーオブジェクトを提供する AppleScript ライブラリです。

XDict

AppleScript で連想配列のデータ構造を提供するライブラリです。

XText

AppleScript のテキストオブジェクトのラッパーオブジェクトを導入して、さまざまなテキスト操作をオブジェクト指向で行えます。

PathInfo

ファイル参照の変換、およびファイルパスからの様々な情報の取得をオブジェクト指向でおこなえるようにするモジュールです。

XFile

ファイル操作（移動/削除、属性の取得などなど）に統一的なオブジェクト指向インターフェースを与えるAppleScript モジュールです。

必要なシステム

• OS X 10.9 以降
  • macOS 10.14.6 で開発/テストしております。

更新履歴

• 2.0.4 -- 2020-06-26
  • XList 1.8 に更新
  • XText 1.4 に更新
• 2.0.3 -- 2020-04-26
  • ModuleLoader 4.0.5 に更新
  • XFile 1.8.4 に更新
  • XList 1.7.3 に更新
  • PathInfo 1.3.2 に更新
• 2.0.2 -- 2020-02-28
  • ModuleLoader 4.0.2 に更新
  • XFile 1.8.2 に更新
• 2.0.1 -- 2020-02-05
  • XFile 1.8.1 に更新
• 2.0 -- 2020-02-03
  • ModuleLoader 4.0 に更新
    • をスクリプティング機能追加ではなく、AppleScript ライブラリとして実装しなおした。
  • HelpBook.osax を OpenHelpBook.scpt に置き換えた。
  • ヘルプブックを表示するアプリケーション Show Help を追加。
  • FileSorter を含めないことにした。
  • アップデート：
    • XText 1.3.2
    • XList 1.7.2
    • XDict 1.7.2
    • PathInfo 1.3.1
    • XFile 1.8
• 1.1 -- 2017-09-22
  • OS X 10.9 以降が必要
  • SmartActivate.osax と URI Escape.osax を含めないようにした。
    • これらの機能は、AppleScriptObjC で代用できるため。
  • 以下をアップデート
    • ModuleLoader 3.0.2
    • HelpBook.osax 1.2
    • XList 1.7.1
    • XDict 1.7.1
    • XText 1.3.1
    • PathInfo 1.2.3
    • XFile 1.7
    • SortEngine 2.2
• 1.0.6 -- 2016-02-06
  • 以下をアップデート:
    • ModuleLoader 2.3.4
    • HelpBook.osax 1.1.4
    • SmartActivate 1.1.4
    • URI Escape.osax 1.4.1
    • XList 1.6
    • XDict 1.6.2
    • XText 1.2.2
    • PathInfo 1.2.2
    • XFile 1.6
    • SortEngine 2.1.2
• 1.0.5 -- 2012-05-28
  • 以下のモジュールをアップデート :
    • SmartActivate.osax 1.1.3
    • XList 1.5
    • XDict 1.6
    • XText 1.2
    • PathInfo 1.0.1
    • XFile 1.3.3
    • SortEngine 2.1
• 1.0.4 -- 2011-10-25
  • ModuleLoader 2.3.3
• 1.0.3 -- 2011-09-15
  • ModuleLoader 2.3
• 1.0.2 -- 2011-03-15
  • ModuleLoader 2.2.4
• 1.0.1 -- 2011-02-26
  • 以下のモジュールをアップデート :
    • ModuleLoader 2.2.3
    • HelpBook.osax 1.1.3
    • SmartActivate.osax 1.1.2
    • URI Escape.osax 1.3,3
    • PathInfor 1.0.1
    • XFile 1.3.3
  • SortEngine 2.1 を付け加えた。
• 1.0 -- 2010-09-21
  • 初公開