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AkuaSweetsは、いろいろの文句を言いたい部分も無きにしも非ずですが、その驚異的なコマンド数故に、僕はかなり重宝しております。その中に、AkuaCopyというコマンドがあります。Finderに頼らずにOSAXによるファイルのコピーは、重宝することが多いです。その理由は、
といったところでしょうか?特に二つめの理由は、かなりcriticalです。
ファイルのコピーコマンドを持っているOSAXとして優秀なのはJon's Commandsでは無いでしょうか?AkuaSweetsのAkuaCopyコマンドはフォルダのコピーはできないし、これから述べるように、その仕様はいささか変わっております。ファイルコピーのコマンドを見て、どちらのOSAXを使うかといった場合、間違いなくJon's Commandsではないかと思います。でも、AkuaSweetsにすでに依存しており、わざわざファイルのコピーのためだけにJon's Commandsを使うというのもどうかな・・・できることならAkuaSeetsだけですませてしまいたい・・・と思うのが人情というものでは無いでしょうか?そんな、あなたに、この駄文を捧げます。
AkuaSweetsに含まれるコマンドの仕様は、いずれも変わった癖があるように思うのは僕だけでしょうか?AkuaCopyもかなり変わっております。AkuaCopyは、そのファイル自身だけではなく、ファイルの位置情報までコピーしやがるのです。例えば、あるフォルダウィンドウの左上に存在するファイルをデスクトップにコピーすると、そのファイルはデスクトップの左上に登場しやがります。普通は、右のほうのあいているスペースに現れることを期待するもんかと思います。そう、AkuaCopyによってコピーされたファイルは、あいているスペースに、収まってくれないのです。容赦なく他のファイルのアイコンの上などに重なってくれます。おばか過ぎます。
というわけで、その回避方法ですが、以下のようにするとなぜかうまくいきます。
set sourceFile to alias "HardDisk1:hello.text" set targetFile to "HardDisk2:hello.text" AkuaCopy sourceFile to "IGAGURI HD:WareHouse.undo" apply catalog info {finder location:{-1, -1}} to alias targetFile |
sample1 |
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ポイントは、apply catalog infoというAkuaSweetsのコマンドを使って、コピーしたファイルの位置を{-1,-1}という座標に設定しているところです。どうやら、これはそのファイルのpositionに関する情報をclearしてくれる効果があるようで、AkuaCopyでコピーしたファイルに限らず、既存のファイルに適用して、そのファイルを含むフォルダを一度閉じてもう一度開くと、ファイルの位置があいているスペースに移動されます。
ちなみに、{-1,-1}でなくとも、{0,0}でもよくって、0以下の値であればいいみたいです。0以下の値は不正な値ということで、Finderがよきに修正してしまうからではないかと思います。
以上、AkuaCopyのファイルのpositionまでコピーしてしまう困ったちゃんの回避法でした。
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