FilterScripts for mi
テキストエディタ mi で編集中のテキストを、AppleScript もしくは Unix スクリプト(bash、perl、awk、ruby、sed など)を使ってを加工する専用のインターフェースを提供します。
mi でのみ表示されるスクリプトのリストを持ったフローティングパレットを表示し、ダブルクリックでスクリプトを起動できます。スクリプトには、mi で選択しているテキストが渡されます。そしてスクリプトの出力を新規ウィンドウで表示するもしくは、選択範囲を置換することができます。
mi にはツールメニューに AppleScript やシェルスクリプトを登録して実行する機能がありますが、テキストの編集を行う(もっぱら、使い捨て)スクリプトを置く場所として FilterScripts は以下のように便利な機能があります。
- ツールメニューより簡単にスクリプトの追加と削除が行えます。
- Unix スクリプトの場合、選択テキストは標準入力に渡されます。ツールメニューでは動作しない大きなデータの処理も行う事ができます。
- AppleScript を使う場合も、選択テキストの取得や出力の処理を自前で書く必要がありません。
更新履歴
- 3.1 -- 2016-03-15
- ソースコードの近代化。
- Mac OS X 10.8 以降が必要になった。
- 3.0.1 -- 2014-09-30
- フィルタースクリプトパレットが最小化されている時に、mi をアクティブにするとフィルタースクリプトパレットが表示されてしまう不具合を修正。
- ツール「フィルタースクリプトを表示」が機能しないことがある不具合を修正。
- 3.0 -- 2014-08-29
- AppleScript Studio の使用をやめ、すべて Objectiv-C で書き直した。
- サブフォルダを作れるようにした。
- ドラッグ&ドロップでスクリプトの順番を入れ替えられるようにした。
- シェルスクリプトはログインシェルで実行するようにした。
- 環境変数の設定等はログインシェルで行うこととし、環境変数設定ウインドウを削除した。
- Mac OS X 10.6 以降
- 2.0.8 -- 2013-12-22
- マニュアルをアップデート。
- 寄付のリンク先をアップデート。
- mi 3.0b に対応。
- 64 ビット環境をサポート。
- 2.0.7 -- 2011-02-14
- mi 2.1.11b13 で、サポートファイルが Application Support 以下に移動されたことに対応。
- 多くの内部変更
- 2.0.6 -- 2009-04-01
- FilterScripts のウインドウを選択しようとすると、ウインドウが消えてしまう不具合を修正。
- 2.0.5 -- 2006.08.08
- アプリケーション切り替え時のウィンドウ表示/非表示の切り替えをスムーズにした。
- 大きなデータを処理しようとし、なおかつスクリプトが異常終了すると、FilterScriptsPanel が勝手に終了する不具合を修正。
- 寄付を催促するウィンドをつけた。
- 2.0.4 -- 2006.02.13
- 設定ウィンドウが開けなかった不具合を修正
- 実行スクリプトが異常終了すると、FilterScriptsPanel が巻き添えになる不具合を修正
- Universal Binary 化
- 2.0.3 -- 2005.10.11
- MacOS X 10.4 との互換性を改善したつもり
- エラーが表示されない不具合を修正
- 8KB 以上のエラー出力があると動作が止まってしまう不具合を修正
- 2.0.2 -- 2005.09.20
- ウィンドウを開く時、ウィンドウが一瞬画面の中心に飛んで見える不具合を修正
- 2.0.1 -- 2005.09.09
- 8 KB 以上のデータを扱えなかった不具合を修正
- mi 2.1.6 で出力データの改行コードが正しく反映されない不具合を修正
- 2.0 -- 2005.08.23
- 一部を Objective-C で書き直して、大幅に機能アップ。
- インターフェースを徹底的に機能アップ。
- Unix スクリプトを実行時にクリップボードでのデータを受け渡しを行わないようにした。
- 1.0.1 -- 2005.02.07
- 非常にたくさんの bug fix
- エラーをフィルタースクリプトのエラーはシードウィンドウで表示するようにした。
- Unix スクリプトには do shell script でデータを渡すのではなく、pasteboard を経由するようにした。
- 1.0 -- 2005.01.19
- 初公開