Open in Terminal
設定したショートカットキーで最前面のコンテキストに対応した working directory のターミナルを開きます。
同種のソフトはいくつかありますが、普通は Finder で選択されている場所に cd したターミナルを開くだけです。Finder ではなく、前面のアプリケーションの状態にあった場所に cd したターミナルを開きます。
- 最前面のアプリケーションが Finder である場合、Finder で選択されている場所を working directory としたターミナルを開きます。
- 最前面に何らかのファイルを開いているアプリケーションがある場合、そのファイルがある場所を working directory としたファイルを開きます。
同じ場所を開いているターミナルがあれば、そのターミナルを前面に持ってきます。新しいターミナルが無駄に開かれることはありません。この機能を使うには、また、シェルの設定ファイル ~/.bashrc もしくは ~/.zshrc の設定が必要です。詳細は、マニュアルの「インストール」を参照してください。
更新履歴
- 3.0.2 -- 2020-03-22
- 「パッケージ内にターミナルを開く」オプションを追加。
- 初期設定ウインドウの「パッケージ内にターミナルを開く」チェックボックスを ON にすると、アプリケーションパッケージや書類パッケージが選択される時、それを含むフォルダではなくパッケージ内を working directory にしたターミナルを開きます。
- 「パッケージ内にターミナルを開く」オプションを追加。
- 3.0.1 -- 2020-01-26
- 「ログイン時に起動」が動作しない不具合を修正。
- 設定ウインドウに「寄付する」ボタンと「メール」ボタンを追加。
- 3.0 -- 2020-01-13
- macOS 10.12 以降では、エージェントアプリケーション起動時に自身が active になり、前面のファイルパスが取得できなくりました。そこで、ショートカットキーを用いてターミナルを開く仕様に変更しました。起動動作では、新たに追加した設定ウインドウが開きます。
- 設定ウインドウを追加しました。
- ショートカットキーを設定できるようにした。
- MASShortcut を導入しました。
- 設定ウインドウからログイン項目に追加できるようにしました。
- LaunchAtLoginHelper を導入しました。
- Notarization に対応。
- cwd-tty.sh を zsh に対応させた。
- Sparkle フレームワークを Version 1.22.0 更新。
- サービスメニュー「ターミナルで開く」を削除。
- macOS 10.12 以降で、サービスメニューを起動すると、自身が active に前面のファイルパスを取得できなくなり、期待どうりの動作をしなくなった。
- OS X 10.10 が必要です。
- 2.0.1 -- 2017-11-08
- 「新規リモート接続」ウインドウを表示させるとエラーが発生する不具合を修正。
- コード署名を追加。
- Sparkle フレームワークを更新。
- 2.0 -- 2016-04-11
- OS X 10.11 で動作するようにした。
- TerminalControl.osax を不要にした。
- ターミナルのワーキングディレクトリを書き出すシェルスクリプトを ~/.bash_profile に設定する必要があります。
- 1.9 -- 2015-10-15
- パフォーマンスの向上。
- 前面のアプリケーションのファイル参照の取得を AppleScript + GUI Scripting ではなく、Objective-C + Accesibility API で行うようにした。
- バックグラウンドで、起動しっぱなしにするようにした。毎回終了するようにしたい場合は、
defaults write net.script-factory.OpenInTerminal StayRunning -bool NO
をターミナルで実行してください。
- Mac OS X 10.9 以降で、GUI Scripting が使えない時に適切なエラーを表示するようにした。
- サービスメニュー「ターミナルで開く」を追加。ショートカットキーを割り当てて、Open in Terminal を起動する為のサービスメニューです。
- ターミナルが起動していないと、Mac OS X 10.10 で正常に動作しない不具合を修正。
- パフォーマンスの向上。
- 1.8 -- 2015-09-17
- Mac OS X 10.8 以降が必要になりました。
- AppleScriptStudio から AppleScriptObjC に移行した。
- Safari が前面にある時にエラーが発生する不具合を修正。
- 1.7r2 2014-09-04
- 付属の TerminalControl.osax を最新の version 1.3.1 入れ替えた。
- Mac OS X 10.5 以前のサポートを外しました(TerminalControl.osax の制限)。
- 1.7 -- 2012-03-16
- アイコンをアップデート(wakaba さん、ありがとうございました。)
- Mac OS X 10.7 において、
- ターミナルのプロキシアイコンが表示されていれば、確実に working directory を判別し、同じ working directory のターミナルを開かないようにできるようになった。
- ターミナルウインドウのタイトルを変更しないようにした。
- SmartTitle を付属。
- TerminalControl 1.3 が必要です(付属しています)。
- 1.6.2 -- 2012-03-03
- Mac OS X 10.6 のターミナルでエラーが起きることがある不具合を修正。
- 1.6.1 -- 2010-05-02
- Finder でゴミ箱のウインドウが前面にある時に、エラーが発生する不具合を修正。
- Safari で開いているローカルファイルのフォルダを working directory としたターミナルを開けるようにした(Tommy さん、ありがとうございました)。
- TerminalControl.osax を付属するようにした。
- 1.6 -- 2009-10-18
- Mac OS X 10.6 をサポート。
- Finder の環境設定で「すべてのファイル拡張子を表示」が ON になっていると、エラーが起きる不具合を修正。
- wakaba さんのバグ報告/動作テストに大変助けられました。改めて、お礼を言いたいと思います。
- 1.5.1 -- 2009-10-13
- 64 bit 化
- 自動アップデート機能が動作しない不具合を修正。
- 1.5 -- 2009-10-06
- アプリケーションバンドル化
- スクリプティング機能追加のインストールを不要にした。
- サービスメニューに対応。
- カスタムアイコン(wakaba さん、ありがとうございました。)
- Sparkle フレームワークによる自動アップデート機能。
- 1.4 -- 2009-01-06
- Mac OS X 10.5 に対応。
- 1.3 -- 2008-03-13
- 任意のアプリケーションで開いている書類があるフォルダを working directory にしたターミナルを開けるようにした。
- 1.2.3 -- 2007.03.15
- ルートフォルダやゴミ箱が選択されている時エラーが起き不具合を修正
- 1.2.2 -- 2006.09.02
- デスクトップ の フォルダを選択している時に正しく動作しない不具合を修正(よしのさん、ありがとうございました)。
- エイリアスファイルが選択されている場合、そのオリジナルを対象とすることにした(よしのさん、ありがとうございました)。
- 1.2.1 -- 2006.05.03
- 間違ったターミナルウィンドウのタイトルを変更することがある不具合を修正
- 英語マニュアルを追加
- 1.2 -- 2005.11.08
- SmartActivate を使用して、前面に持ってくるウィンドウを1枚だけにするようにした。
- 1.1.1 -- 2004.04.12
- ターミナルウィンドウのタイトルの shell と device name の表示設定はターミナルのデフォルトの設定に従うようにした。
- 1.1 -- 2003.10.21
- フォルダが選択されている場合、そのフォルダで Terminal を開く様にした。
- 1.0 -- 2003.05.31
- 初公開