mi で編集中のスクリプトファイルを実行するには、ファイルが保存されていなくてはなりません。
Unix スクリプトの作法に従い、「#!」で始まるファイルの先頭行でスクリプトを実行するコマンドが指定(shebang というそうです)することができます。shebang が無い場合は、設定ウインドウでモードごとに設定されているコマンドが使われます。
mi でスクリプトファイルを開いた状態で、インストールしたツール「実行:結果をターミナルで表示」を実行すると、以下のようにターミナルが起動しスクリプトが実行されるはずです。
ツール「実行:結果をクリップボードへ」を実行すると、標準出力への出力結果がクリップボードに挿入されます。
ツール「Finder の選択物に対して実行:結果をターミナルで表示」もしくは「Finder の選択物に対して実行:結果をクリップボードへ」を使用すると、Finder で選択されているファイルへの振るパスを引数として実行されます。
出力結果をクリップボードやターミナルで表示するのではなく、パイプやファイルへ出力したい場合があるでしょう。その場合は、ファイルの2行目に「#output」ではじまる行で、出力先を指定します。
上記の例では、出力先をファイル「helloout.txt」にリダイレクトしています。パイプで他のコマンドに渡す事もできるでしょう。
ツール「結果をクリップボードへ」で実行時の場合は、「#ouput」は無視され常に出力先はクリップボードになります。
UnixScriptsTools for mi の諸機能はバックグラウンドアプリケーション「TerminalBridge」によって提供されています。TerminalBridge はツールコマンド実行時に自動的に起動されて、 mi の終了ともに自動的に終了します。基本的に、TerminalBridge の存在は気にする必要がありません。それでも TerminalBridge を終了させたい時には、ツールコマンド「TerminalBridge の終了」を実行して下さい。