リファレンスパレットは、現在編集中の書類で定義されているラベル(\label{labelName})を一覧表示します。ダブルクリックで簡単に参照(\ref{labelName})を挿入することができます。ツール「リファレンスパレットを表示する」を実行すると表示されます。リファレンスパレットを表示させておくと、定期的に編集中の書類を監視し、使用可能なラベルを更新し続けます。
hyperref パッケージを使っている書類のタイプセット行うと、ラベルがどの参照先を指しているか表示されます。プレビューの結果から、どのラベルを参照すべきか容易に判断できるようになるので hyperref パッケージを使うことを強くお進めします。
書類ノードをダブルクリックすると、そのファイルを mi でアクティブにします。また、ラベルをコントロールキーを押しながらクリックすると、そのラベルが定義されている箇所を mi で表示します。
「数式には \eqref を使う」オプションを ON にしている場合、参照先が「equation」で始まる、もしくは参照先が不明な場合はラベルが「eq」で始まる場合ものは数式のラベルと判断され、「\ref」ではなく「\eqref」が使用されます。
ParentFile が設定されている場合、ParentFile の aux ファイルも解析して使用可能なラベルをリストアップします。ですから、ParentFile が正しく設定されていないとエラーを表示します。
ツールパレットのズームボタン(タイトルバーの緑ボタン)を押すとタイトルバーだけになります。すなわち、自前でウィンドウシェードの機能を持っていますので、しばらく使わない時は邪魔にならないように小さくしておく事ができます。
リファレンスパレットは TeXBridge の起動時(タイプセット等を実行したとき)に、自動的に表示させる事ができます。設定ウィンドウで動作を変更できます。